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SPIL、蘇州で生産能力5割増強


ニュース 電子 作成日:2012年6月21日_記事番号:T00037823

SPIL、蘇州で生産能力5割増強

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)は下半期、中国・江蘇省蘇州市の既存2工場でワイヤボンディング装置を現在の1,200台から1,750台に増やすほか、第3工場を建設して、生産能力を50%増強する計画だ。21日付経済日報が報じた。

 林文伯SPIL董事長は、中国で展訊通信(スプレッドトラム)、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)など地場IC設計会社が規模を拡大するなど、IC産業が急成長しており、商機を好感していると語った。

 林董事長は、同社蘇州工場の売上高は既に月6億台湾元(約16億円)に上り、下半期には8億~9億元、来年には10億元まで増やしたい考えだ。
矽格(シガード・マイクロエレクトロニクス)も江蘇省無錫市のパワーアンプ(PA)IC封止・検査工場を拡張する計画だ。

 業界最大手、日月光半導体製造(ASE)も今後8~10年のうちに、上海市、江蘇省蘇州昆山市、山東省威海市で生産拠点を拡大する計画だ。