ニュース 電子 作成日:2012年6月21日_記事番号:T00037826
市場調査会社、ディスプレイサーチの調査によると、大型パネルの4月売上高世界シェアで、サムスンディスプレイが9カ月ぶりに首位の座から脱落した。背景には、サムスンを競合とするソニーなど日本テレビメーカーが奇美電子(チーメイ・イノルックス)や友達光電(AUO)などに調達先を切り替えていることがある。21日付工商時報が報じた。
日本テレビメーカーの中でも、特にソニー、シャープなどの発注先切り替えが目立つ。ソニーは、合弁を解消したサムスンからパネルを調達する契約を結んでいるものの、台湾メーカーからの調達を徐々に増やしている。近くテレビ受託メーカーに対し、パネルの調達権限を移譲するとみられ、奇美電やAUOの受注が増える見通しだ。
なお、4月売上高の世界シェアは順に、▽LGディスプレイ(LGD)、29%(17億9,700万米ドル)▽サムスン、26%(16億4,600万米ドル)▽奇美電、15%(9億1,000万米ドル)▽AUO、13%(8億1,600万米ドル)──だった。
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