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政策環境を嫌気、S&Pが格付け見通し据え置き


ニュース その他分野 作成日:2007年11月16日_記事番号:T00003783

政策環境を嫌気、S&Pが格付け見通し据え置き


 大手格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)は15日、台湾のソブリン格付けを長期(AAマイナス)、短期(A-1プラス)ともに据え置くと発表した。政策環境と政府負債を嫌気して、格付け見通しは「ネガティブ」とした。格付けは5年連続、格付け見通しは3年連続で据え置かれた。

 S&Pのアナリスト、タン・キンエン(陳錦栄)氏は台湾の輸出、企業の活力と科学技術の発展を評価したものの、格付け見通しを「ポジティブ」に引き上げるためには、財政改革で成果を上げることや、来年の総統選挙で中台関係の悪化を招かないことが明確になることなどが必要との認識を示した。