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労働市場の欠員率2.84%、景気悪化で下落


ニュース その他分野 作成日:2012年6月22日_記事番号:T00037832

労働市場の欠員率2.84%、景気悪化で下落

 行政院主計総処の21日発表によると、今年2月時点の工業とサービス業の人手不足を表す欠員率が2.84%となり、世界的な景気減速を反映して前年同月より0.52ポイント下落した。労働力の不足数は20万1,923人に上る。22日付工商時報などが報じた。

 業種別で最も欠員率が高かったのは不動産業で5.01%。次いでホテル・飲食業が3.71%、金融・保険業が3.43%だった。職種別では、機械設備の作業員および組み立て作業員が約25%で最高だったほか、サービス販売員、技術者などがそれぞれ20%だった。

 人数ベースで労働力不足が最も深刻なのは製造業の8万4,017人で、産業界全体の欠員数の41.6%を占めた。次いで卸売・小売業が3万6,870人(同18.3%)だった。

 同調査は主計総処が毎年2月と8月に労働力の需要状況を把握するために行っている。欠員率は景気好調時は上昇し、低迷時には低下する。