ニュース 電子 作成日:2012年6月22日_記事番号:T00037849
ノートパソコンなど受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は21日の株主総会で、同社が進めるタッチパネル事業について、生産設備の設置が2カ月遅れており、中国・江蘇省泰州工場の量産開始は第3四半期になるとの見通しを示した。タッチコントロール機能の充実を強調する、マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)、「ウィンドウズ8(Windows 8)」の発売が迫る中、林董事長によると、タッチパネル需要は急激に強まっており、量産に向けた作業は顧客からの受注に追い立てられている状況だ。22日付電子時報が報じた。
ウィストロンのタッチパネル工場は、初期は中小型パネルを主に量産を開始し、その後、ノートPC向けカバーガラス一体型(OGS)の生産ラインも稼働させる予定だ。生産能力は7インチ換算で当初は月産100万枚、来年第1四半期には同400万枚に拡大する。
なお、タッチ機能搭載のウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)普及を図るインテルは、台湾の大手タッチパネルメーカー4社と提携を結んでいるが、林董事長によるとウィストロンにも量産スケジュールを問い合わせているという。
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