ニュース 電子 作成日:2012年6月22日_記事番号:T00037851
22日付工商時報によると、発光ダイオード(LED)大手、晶元光電(エピスター)は、鴻海科技集団(フォックスコン)がシャープへの出資を決めたことで、これまで受注を狙っていたシャープ製テレビへの間接供給に成功したほか、アップルが発売すると観測されているテレビ「iTV(通称)」向け受注も獲得する可能性があるとの見方が出ている。
観測によると、シャープのテレビ用バックライト向けLEDは、既に鴻海が出資する栄創能源科技(AOT、旧・先進開発光電)からの調達に変換されている。AOTはエピタキシャル成長技術およびパッケージング技術を備えるものの、需要が大きいことから外部から購入せざるを得ず、エピスターが恩恵を受けることになったようだ。
このほかエピスターは日本の豊田合成と合弁で設立したLEDメーカー「豊晶光電」が、新竹に工場を建設中で、豊田合成の持つ特許がアップルに好感され、量産能力が鴻海に認められれば「iTV」向け受注に前進するとみられる。
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