ニュース 社会 作成日:2012年6月25日_記事番号:T00037858
エンテロウイルスを原因とした感染症(腸病毒)による今年初の死者が出た。死亡したのは台南市に住む生後5カ月の男児。今月11日に発熱、口腔粘膜の異常や湿疹などの症状が出た後、急速に病状が悪化、21日に亡くなった。行政院衛生署疾病管制局(疾病局)は発生の流行期は今月末まで続くと予測しており、子供の衛生状況に注意し、引きつけ、過眠、嘔吐(おうと)、呼吸や心拍の異常などが見られた場合、すぐに医師の診察を受けるよう呼びかけている。23日付中国時報が伝えた。
疾病局は同日、重症患者が新たに7例確認されたと発表。北部では4歳4カ月の男児、中部では8カ月〜2歳7カ月の男児女児計4人、南部では2歳と2歳9カ月の男児が感染した。いずれも既に退院している。これにより、今年の重症患者は6月22日時点で78人、死者1人となった。
台湾では、3年周期で腸病毒の大流行を迎えており、今年は流行年に当たる。衛生署によると、流行期は昨年11月に始まり、同年の重症患者は59人、うち死亡者は4人に上ったため、今年は感染状況が緩和されているとみている。
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