ニュース 運輸 作成日:2012年6月25日_記事番号:T00037865
シンガポール航空系の格安航空会社(LCC)スクート航空が、交通部民航局からシンガポール〜台北(桃園)〜東京(成田)の運航認可を受けた。台北〜東京路線へのLCC初参入で、10月の冬ダイヤからの運航予定。運賃は最低で5,000台湾元(約1万3,400円)を割り込む可能性もある。23日付中国時報が伝えた。
スクートは新路線にボーイングの中型機777—200(定員402人)を使用、輸送量は他のLCCに比べ2〜2.5倍となる。同社幹部が22日に民航局の尹承蓬局長を訪問した際、台北〜東京便の航空券は▽座席だけ▽座席プラス荷物の預り料金▽これらに食事料金をプラス——の3種類を販売すると伝えた。
シンガポールのLCC、ジェットスター航空による桃園〜関西空港便の就航に伴い、運賃が全体で2割下落、最低価格も5,000元に下がったことから、東京線も同程度の値下がりが期待されている。
なお台北〜東京を年間平均で約1万2,000元(空港利用税など除く)で販売する台湾の航空会社は、スクート参入を受けた値下げは当面しないとしている。
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