ニュース 金融 作成日:2012年6月25日_記事番号:T00037867
中国銀行・台北支店が22日、信義計画区の克緹国際総部大楼内で正式に開業した。中国の銀行による台湾支店の開設は初めてで、これにより中台間の通貨決済制度の早期締結に道筋がついたと期待が高まっている。27日には同行の李礼輝行長も出席して開業式典が行われる予定だ。23日付工商時報が伝えた。
中国の銀行による台湾支店開業当初は個人による定期預金が300万元以上、一行当たり一支店といった規制がある。またクレジットカードの発行や少額融資、資産管理業務、オフショア銀行部門(OBU)なども認められていないが、住宅ローンの提供は可能だ。
中国銀行・台北支店の運営資金は12億台湾元(約32億円)。初期段階では主に台湾企業、在台中国企業をターゲットに金融サービスを提供する方針だ。また、協調融資や顧客の相互紹介、相互代理・業務委託などで地場銀行との協力を進める。
なお、6月下旬に予定されていた交通銀行・台北支店の正式開業は7月にずれ込む見通しとなった。
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