ニュース 石油・化学 作成日:2012年6月25日_記事番号:T00037873
台湾中油(CPC)は24日、25日からガソリンを1リットル当たり0.4台湾元、軽油を同0.7元値下げすると発表した。消費量の最も多いオクタン価95無鉛ガソリンは同32.5元(約87円)。中油は4月に約10%値上げして以降、12週連続で値下げを行っている。同社は「これまでに自社で吸収してきた国際相場との差額分はすべて回収されたため、今後は本来の変動相場制に復帰する」と説明した。25日付蘋果日報が伝えた。
中油に続き、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)も25日から同額を値下げしている(24日=中央社)
中油によると、欧州債務危機が世界経済に影響して米国で原油の在庫が増えていることなどから、先週は国際相場が1週間平均で1バレル92.72米ドルと前週比3.92米ドル下がった。これに基づくとガソリンは1リットル0.7元、軽油は同0.8元値下げすることになるが、これまで中油が自社で吸収してきた分を反映させ、小幅な下落となった。
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