ニュース 電子 作成日:2012年6月25日_記事番号:T00037877
受動部品メーカーの光頡科技(バイキング・テック)はこのほど、船井電機から発光ダイオード(LED)散熱基板を受注した。第3四半期以降は、LED散熱基板の出荷が急速に拡大する見通しだ。25日付工商時報が伝えた。
船井電機は昨年末、蘇州明曜光電と共同で中国のLED照明市場に参入し、広東省の遊休設備を利用し、今年第2四半期からLED照明設備の生産を開始した。船井電機は同時に、日本向けの高効率LED照明の生産を計画しており、散熱基板の調達先として、バイキングが選ばれた。納期が短いことが決め手になったとされ、8〜9月にも納品が始まる予定だ。
バイキングの散熱基板は、これまで主要顧客が光磊科技(オプトテック)や宏斉科技(ハーバーテック)だったが、最近は欧州、日本、中国などのメーカーにも出荷先を拡大している。
バイキングによる散熱基板の出荷量は月2万〜3万枚で、生産能力の月15万枚に比べ余裕がある。同社は需要動向を見ながら、生産能力を月20万枚まで拡充していく。散熱基板が売上高に占める割合は、現在約18%だが、今後は急拡大が見込まれる。
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