ニュース 電子 作成日:2012年6月25日_記事番号:T00037878
鴻海科技集団(フォックスコン)は23日、今年6月8日にシャープに9.9%を出資し、筆頭株主となって以降、シャープの株式が急落し、鴻海精密工業、富士康国際(FIH)、鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)とその子会社のQ−Runホールディングスのグループ4社で合計64億400万台湾元(約170億円)の含み損を抱えた。24日付蘋果日報が伝えた。
各社の含み損はいずれも第2四半期の業績に反映される。
これについて、鴻海集団の郭台銘董事長は先ごろの株主総会で、「シャープの株価下落は帳簿上の損失にすぎず、その価値は影響を受けていない。シャープとの提携は『1+1=5』となるウィン・ウィンの関係をもたらす」と強調し、さらにシャープ株を買い増す考えも示唆した。
鴻海集団は7月にもシャープと合弁会社を設立し、シャープの液晶テレビ組み立ての一部を新北市土城市に移転する。
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