ニュース 電子 作成日:2012年6月25日_記事番号:T00037879
メモリモジュールメーカー、品安科技(パンラム、台北市内湖区)が第三者割当増資を通じて、業界世界最大手、米キングストン・テクノロジーより約1億5,000万台湾元(約4億円)、25%の出資を受け入れることになった。パンラムは3年前よりキングストンブランドのDRAMモジュールの受託生産を請け負ってきたが、今回、同社を筆頭株主として迎える資本提携によって関係を強化する。25日付電子時報が報じた。
パンラムは基隆市七堵区の工場に16~18本の生産ラインを設けているが、キングストン向けの生産は、全体の5割に満たない。資本提携を決めたことで、同工場は今後キングストンにとって台湾で最も重要なDRAMモジュール製造拠点となり、パンラムにパソコンOEM(相手側ブランドによる生産)メーカー向けの製品を委託する可能性も出てきた。
キングストンは台湾ではパンラム以外に、▽力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)▽華泰電子(オリエント・セミコンダクター・エレクトロニクス)▽群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)▽擎泰科技(スカイメディ)▽智微科技(Jマイクロン・テクノロジー)──など6社と提携関係にある。
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