ニュース 社会 作成日:2012年6月26日_記事番号:T00037883
台北市には歩道橋が87カ所に設置されているが、横断者のうち歩道橋を通る人の割合が10%に満たないなど、あまり利用されていないものが多い。また、設置から30年以上が経過した歩道橋は亀裂が走るなど老朽化が目立ち、安全性が懸念されている。台北市政府工務局新建工程処は、2006年に歩道橋を段階的に撤去する計画を立てたが、これまでの実績は2カ所にとどまっており、市議会議員から批判が出ている。26日付自由時報が伝えた。
王世堅市議(民進党)は「民権西路と承徳路、民権東路と林森北路の歩道橋は設置から30年以上が経過してひびが入り鉄骨に腐食も見られるが、過去3年間補修を行った記録がない。歩道橋が視界をさえぎり、死亡事故が起きたケースもある」と述べ、市政府に歩道橋の早期撤去を求めた。
これに対し、新建工程処の陳得意処長は「歩道橋の撤去には地元の合意が必要だ。地元住民らの同意が得られれば、(撤去に向けて)2カ月の試験的な閉鎖を実施できる」と述べた。
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