ニュース その他分野 作成日:2012年6月26日_記事番号:T00037886
交通部の毛治国部長はこのほど、域内に計6カ所ある自由貿易港区の1~5月貿易額が前年同期比55%増加したと述べた。台湾全体の同期輸出額(1,224億7,000万米ドル)は、同5%のマイナス成長だったが、自由貿易港区は6カ所中4カ所で成長を記録。「台湾の港湾が量から質へと構造転換を図れたことが主因」と毛部長は説明した。26日付経済日報が伝えた。
1~5月の港区別貿易額は、台中港区が前年同期比229.99%増の972億2,400万台湾元(約2,600億円)で最高、台北港区が同12.63%増の246億5,200万元で2位だった。
桃園航空区は昨年は東日本大震災の影響でサプライチェーンが切断された影響から貿易量と貿易額のいずれも2割以上の減少となった。ただ、鴻海科技集団(フォックスコン)の進出後は、貿易額が増えたほか、関連企業が集まるクラスター効果も生まれている。同航空区にはさらに複数の中核メーカーが進出を検討しているという。
このため交通部では今後、桃園航空区に倣い、その他港区にも大企業を誘致し、関連企業の集積を促して行く考えだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722