ニュース 運輸 作成日:2012年6月26日_記事番号:T00037889
航空便、台北〜高雄線を唯一運航する華信航空(マンダリン航空)の何漢業総経理は25日、交通部の葉匡時政務次長に対し、赤字が続く同路線の運航を停止したいと申し入れた。葉政務次長は「同便は週3便しか運航しておらず、台湾高速鉄道(高鉄)に対抗するのは難しい」としてこれを認める考えを示し、8月か9月にも同路線が消滅する見通しとなった。26日付蘋果日報が伝えた。
華信航空の撤退が認められれば、台湾西部を結ぶ路線は立栄航空(ユニー航空)の台北〜恒春線だけとなる(中央社)
台北〜高雄線は、今年初めに復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)が撤退したことで現在、華信航空のみの運航となっている。1便当たりの乗客定員は104人で搭乗率は5〜7割という。しかし、利用客のほとんどは優待価格で乗れる同社の社員と家族であることから、最近は年間平均3,000万台湾元(約8,000万円)の赤字が続いていた。
なお華信航空は、台北〜高雄便の停止後、台北〜台東線を増便する考えだ。
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