ニュース 電子 作成日:2012年6月26日_記事番号:T00037903
SUMCOと台塑集団(台湾プラスチックグループ)の合弁によるシリコンウエハーメーカー、台塑勝高科技(フォルモサ・サムコ・テクノロジー)は、9月まで生産能力いっぱいの受注を確保しており、第3四半期は値上げも計画している。第2四半期は毎月黒字を計上しており、黒字転換が確実となった。26日付蘋果日報が伝えた。
同社の李志村董事長は「生産能力の増強と経営コストの削減に努めた結果、昨年は2億5,000万台湾元(約6億6,000万円)の改善効果があった」と説明した。
同社は12インチウエハー工場の第2次拡張を進めており、4月から量産に入った。拡張部分は来年第1四半期には月産10万枚に達し、12インチウエハーの生産能力は全体で現在の20万枚から50%増の30万枚へ拡大する見通しだ。
同社は12インチウエハーが売上高の60%を占め、主な顧客はDRAM大手の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)など。
一方、台勝科に48.9%を出資するSUMCOは日本国内の工場3カ所を閉鎖し、台勝科への発注を増やす見込みだ。
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