ニュース 石油・化学 作成日:2012年6月27日_記事番号:T00037919
台湾聚合化学品(USI)は、太陽電池向けエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)の受注量が、今年第2四半期は前年同期に比べ20%増加している。中国の金融引き締め政策で、小規模のEVA関連メーカーが倒産したことが追い風となった格好だ。27日付蘋果日報が伝えた。
同社は「中国が前年下半期から金融引き締め政策を取った結果、小規模の太陽電池用EVAモジュールメーカーが次々と倒産し、発注先が大規模メーカーに集中している。USIは元々大規模メーカーにEVAを供給しており、需要が増大した」と説明した。現在はフル稼働状態で注文に対応している。ただ、第2四半期の利ざやは相場下落で第1四半期を下回った。
USIは今年下半期から低密度ポリエチレン(LDPE)の生産を取りやめ、年産10万5,000トンの生産ラインをEVAの生産に振り向ける。
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