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台湾東洋薬品、20カ国に輸出へ


ニュース その他製造 作成日:2007年11月16日_記事番号:T00003792

台湾東洋薬品、20カ国に輸出へ


 台湾東洋薬品(TTYバイオファーム)の林栄錦董事長は15日、健康保険給付の引き締めによる業績への影響を回避するため、抗がん剤分野での輸出を強化し、3年以内に輸出先を現在の7カ国から20カ国に拡大していく方針を明らかにした。同社はこのほど、海外戦略強化に向け、がん治療用注射液工場を建設し、操業を開始した。投資額は2億台湾元(約6億8,000万円)。16日付経済日報が伝えた。

 台湾の製薬業界で、がん治療用注射液専門の工場を設置するのは初めて。過去3年間、海外事業の拡大に努めた結果、同社製品は現在中国、ベトナム、シンガポール、タイなどに輸出されている。今年には欧州、米国による工場認証の取得も見込んでいる。同社はまた、昨年から抗がん剤以外の医薬品の生産委託を進めている。