ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中鴻鋼鉄、7月価格を全面値下げ【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年6月27日_記事番号:T00037924

中鴻鋼鉄、7月価格を全面値下げ【表】

 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は26日、国際鉄鋼市場の低迷、および中国・宝山鋼鉄などによる鉄鋼製品価格値下げを受けて、7月の熱延・冷延製品、亜鉛めっきコイルの台湾域内向け、輸出価格の全面値下げを決めた。値下げは今年3月以来で、川下の購買意欲を刺激したい考えだ。27日付工商時報が報じた。

 製品1トン当たりの値下げ幅は、台湾市場向けが、▽熱延・冷延製品、350台湾元(約930円)▽亜鉛めっきコイル、同500元──。輸出向けが、▽熱延、同10~25米ドル▽冷延、同10~20米ドル──。

 値下げ後の1トン当たり価格は、台湾市場向けが、▽熱延、2万500~2万1,000元▽冷延、同2万2,700~2万3,000元▽亜鉛めっきコイル、同2万3,000元──。輸出向け製品が、▽熱延、同630米ドル▽冷延、同730~740米ドル──。

 中鴻鋼鉄の金栄城総経理は、値下げの後の価格はほぼ生産コストに近づいており、今後値下げ余地はないと指摘。鉄鋼市場の早期回復を期待すると語った。