ニュース 電子 作成日:2012年6月27日_記事番号:T00037927
27日付経済日報が電子部品メーカーの話を基に報じたところによると、アップルの次世代スマートフォン「iPhone5(通称)」の発売が前倒しされ、米国の新学期シーズンに当たる8月下旬にも市場に投入されるとの観測が出ている。アップルは7月に部品メーカーからの調達を開始するとされ、組み立ては鴻海科技集団(フォックスコン)が独占して手がけるという。
アップルは欧州の債務問題が第3四半期のコンシューマエレクトロニクス市場に影響を及ぼすと考え、これを商機と見てiPhone5の前倒し発売を決めたとされる。
なおiPhone5ではインセル式タッチパネルが採用されることで宸鴻集団(TPKホールディング)がサプライチェーンから外れるとの見方が出ているが、これに対しTPKは「既に顧客と製品の分散に向けた準備はできている」と強調、「下半期にウィンドウズ8(Windows 8)が発売されて、大型タッチパネル需要が高まれば、当社の業績も成長する」と自信を見せた。
また、現行のiPhone4Sで組み立てを受注しているとされる和碩聯合科技(ペガトロン)は、現時点でiPhone5サプライチェーンには含まれていないもようだ。
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