ニュース 電子 作成日:2012年6月27日_記事番号:T00037928
鴻海科技集団(フォックスコン)からの出資受け入れを決めているシャープの奥田隆司社長は、26日に開かれた株主総会で、鴻海からのさらなる出資や役員を受け入れる考えはないと表明した。鴻海の郭台銘董事長は先週、シャープへの出資拡大について交渉していることを明らかにしていたが、シャープ側がこれを拒否する姿勢を示したものとみられる。27日付工商時報などが報じた。
なお25日付日本経済新聞で、5月に開かれたシャープ堺工場の運営に関する会議において、シャープ側の態度が決まらないことにいらだちを募らせた郭董事長が、「シャープを丸ごと買収できる」と語ったと伝えられ、双方の関係にすれ違いが生じているとの見方も出ている。
こうした報道に対し鴻海の邢治平広報担当は26日、「双方が提携を喜んでいる」とした上で両社の関係を恋愛に例え、「きつく当たるのも愛だが、外部から見ると誤解される部分もある」と強調した。7月にはシャープの幹部が台湾を訪問し、将来の提携事業について話し合う予定だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722