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下半期のタブレット大戦、クアンタとペガトロンに恩恵【表】


ニュース 電子 作成日:2012年6月27日_記事番号:T00037929

下半期のタブレット大戦、クアンタとペガトロンに恩恵【表】

 27日付経済日報によると、アマゾン・ドット・コムのタブレット型パソコン「キンドル・ファイア」第2世代製品、および7.85インチのアップル「iPad mini(通称)」が8〜9月に発売されるほか、グーグルと華碩電脳(ASUS)が共同開発した7インチ製品、マイクロソフトが先ごろ発表した「Surface」など、下半期はタブレットPCの有力製品が相次ぐ見通しだ。アマゾンとASUSの双方から生産を受託する広達電脳(クアンタ・コンピューター)や、iPad miniとSurfaceの生産を受注したとされる和碩聯合科技(ペガトロン)が恩恵を受けそうだ。

 第2世代キンドル・ファイアが低価格戦略を取るとされる中、これに対抗してグーグルとASUSの7インチ製品も199米ドルの低価格となる見通しだ。同製品は今年300万台の出荷を見込んでいるという。

 証券会社は、第2世代キンドル・ファイアとグーグル・ASUS製品の出荷量は今年、合計で1,000万台に達するとみているほか、アマゾンは8.9インチ製品の投入も計画しているとされ、事実とすればクアンタの業績をさらに押し上げることになる。

 またアップルはサプライチェーンに対し、今年iPad miniを2,000台出荷すると予告し、ペガトロンが6割を受注するとの指摘も証券会社から出ている。