ニュース 電子 作成日:2012年6月27日_記事番号:T00037930
メモリモジュールメーカー、品安科技(パンラム)は26日、業界世界最大手、米キングストン・テクノロジーが、第三者割当増資に応じて1億4,700万台湾元(約3億9,000万円)を出資し、同社の筆頭株主になったと発表した。キングストンの持ち株比率は20%を超える。27日付電子時報などが報じた。
パンラムは2009年から、キングストン向けにDRAMモジュールを受託生産を行ってきた。今回の資本提携によって、受注拡大と生産ライン稼働率の向上、利益構造の改善が期待できる。謝呉沛パンラム董事長は、公募増資ではなく第三者割当増資を選択した理由について、第三者割当増資であれば、3年は自由に株式の売買ができないため、長期的な提携関係確保に有益と説明した。
また、今後のライン稼働率の見通しについて、第2四半期は例年通り谷底だったが、第3四半期は顧客からの受注が戻り、100%を目標にしていると語った。
なお、キングストンが台湾メーカーへの委託を拡大するとみられる背景には、中国での労働者の賃金上昇に伴う生産コスト高騰がある。
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