ニュース 社会 作成日:2012年6月28日_記事番号:T00037934
台北市衛生局と同市消防局はこのほど、不必要な救急車の出動を減らそうと、7月1日より不適切な利用者から「緊急医療運送費」として1,800台湾元(約4,800円)を徴収する。市衛生局によると、昨年特定の149人が使用した回数は計3,370回に上り、そのうち1人は88回も利用し、救急車を「タクシー代わり」に使っていたという。28日付中国時報が伝えた。
林奇宏・台北市衛生局長によると、救急車を呼んだ患者が「非急救責任医院」への搬送を要求したり、「急救責任医院へ搬送するが急患ではない」と主張した場合、「緊急医療運送費」が徴収される。徴収に当たっては消防局から納付書が送付され、受け取った者が14日以内に支払わず、さらに再通知を受けて10日以内に支払わなければ強制執行の対象となる。
市消防局が保有する救急車は計78台で、昨年の出動回数は13万7,310回。平均で4分20秒に1回出動したことになる。中には「歯が痛い」「指をけがした」「定期健診に行く」などの理由で呼びつける例もあったという。
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