ニュース その他分野 作成日:2012年6月28日_記事番号:T00037937
行政院経済建設委員会(経建会)が27日発表した5月の景気総合判断指数は15ポイントで、前月から1ポイント上昇したものの、景気対策信号は7カ月連続で「景気低迷」を示す「青」となった。景気対策信号で「青」が7カ月連続で続いたのは、1984年の発表開始以来4番目に長い記録となった。なお、金融危機に見舞われた2008年から翌09年にかけては9カ月連続を記録している。28日付工商時報が報じた。
景気対策信号を構成する9項目のうち、「卸売、小売および飲食業の売上高指数」が前月より1ポイント上昇して景気低迷の「青」から景気後退傾向の「黄青」に改善した。その他の項目では景気対策信号に変化はなかった。
景気動向の先行指標「領先指標総合指数」は前月比0.5ポイント上昇の131.4ポイント、6カ月移動平均変動率は前月比0.3ポイント上昇の6.2ポイントで、ともに9カ月連続で上昇した。ただし洪瑞彬・経建会経済研究処処長は、先行指数の回復ペースは減退しており、今年の第1四半期が景気の谷底であった可能性はあるが、金融危機後のような強いV字型の回復は見られないと指摘した。
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