ニュース 建設 作成日:2012年6月28日_記事番号:T00037947
富邦人寿保険は27日、長虹建設から台北市内湖区西湖段の商用ビル「長虹新凱旋科技大楼」を70億9,000万台湾元(約188億円)で買い取ったと発表した。2階以上のフロア1坪当たりの価格は65万元余り。富邦人寿は同ビルが10月に完工した後に賃貸を始める。1坪当たりの賃料は1,200元以上が見込めるとしている。28日付工商時報が伝えた。
長虹建設は当初、不動産コンサルタントのDTZ(戴徳梁行)に委託して8月に最低価格80億元で競売に出す予定だったが、実施前に富邦人寿が安値で買い取った形だ。
今回の買収により富邦人寿が内湖区で所有するビルは4棟に増え、総投資額は約150億元に上る。売却に伴う長虹建設の利益は少なくとも24億~28億元、最高30億~35億元と証券会社は予測している。
なお、国泰人寿保険も27日に開いた董事会で大台北地区(台北市、新北市、基隆市)における約100億元の不動産投資を承認した。同社は買収対象の詳細は明らかにしていない。
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