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作成日：2007年11月16日_記事番号：T00003795
大成鋼、ブライトンベスト社を買収
大成不銹鋼工業（大成鋼）は、域内の朝勝公司、中華開発工業銀行などと共同で設立した大成国際鋼鉄が六角合金ボルト世界１位のブライトンベスト社、および同社がカナダ、オーストラリア、英国など６カ国に所有する子会社を買収することで基本合意に達し、ボルト類関連製品市場へ参入することを決めた。
ブライトンベスト社は、米国内に20カ所の拠点を持つほか海外にも６カ国13カ所の拠点を持ち、年間売上高は約8,000万米ドル。
大成鋼幹部によると、買収にかかる費用については鑑定を待っている状態だが、5,000億から6,000億米ドルの間になるとのこと。３カ月以内に手続きを終え、年末から来年初めにかけて経営の委譲を行うという。
大成鋼は主にステンレス鋼管とその付属品およびステンレスロールを米国市場を中心に生産販売しており、今年第１～３四半期の一株当たりの純利益は5.2台湾元（約17.7円）で域内同業他社をリードしている。16日付工商時報が報じた。
