ニュース 電子 作成日:2012年6月28日_記事番号:T00037954
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は27日、苗栗県竹南鎮に新工場を設置するほか、後工程を手がける中国・福建省アモイ市の子会社、晶宇光電の生産能力拡充を行う計画で、来年30億~40億台湾元(約80億〜106億円)を投じることを明らかにした。合計約30台の有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置を新たに設置する予定で、2014年の量産開始を目指す。28日付蘋果日報などが報じた。
フィリップスやオスラムなどのLED照明国際大手ブランドは、15年にLED照明の割合が50%に達すると予測。李董事長も同年にLED照明が主流となり、18年にピークに達するとの見方を示した。その上で、「LEDメーカーにとって今後2年間が勝負となる」と述べ、業界3位内に入らなければ利益を出せない可能性があり、15年に少なくとも市場シェア15%で業界2位を目指すとした。
このほか今回の生産能力拡充計画について、同社および子会社の広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)や南亜光電も現在稼働率が90〜100%で、約3割の受注が対応できず競合に流れていることも理由だと語った。
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