ニュース 電子 作成日:2012年6月28日_記事番号:T00037956
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は27日、北京で新製品発表会を開催し、第3世代(3G)通信規格携帯電話向けデュアルコア「MT6577」が華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、中興通訊(ZTE)、聯想集団(レノボ)の中国3大ブランドで採用されたことを明らかにした。呂向正・同社中国区総経理は「スマートフォンは既にデュアルコア時代に入っており、顧客と協力して商機獲得を目指す」と語った。28日付工商時報が報じた。
呂・中国区総経理はまた、アップル「iPhone」の中国における販売価格は5,000人民元(約6万3,000円)で、ブルーカラー労働者の月給数カ月分に相当すると指摘。昨年メディアテックが「MT6573」を発売し、顧客とともに中低価格スマートフォン市場へ参入したことで、ブルーカラー労働者でも購入可能な1,500人民元以下の製品を実現したと強調した。
なお、同社は今年、スマートフォン用チップで7,500万台分の出荷を目指しており、クアルコムから中国シェアを奪いたい考えだ。
さらに同社は今年、カーエレクトロニクス部門を設置して研究開発(R&D)を進めており、既に30〜40%のシェアを持つ同分野で勢力拡大を図る。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722