ニュース 金融 作成日:2012年6月29日_記事番号:T00037965
行政院金融監督管理委員会(金管会)は28日、国泰世華銀行の中国で2カ所目の支店開設を認めた。また金管会関係者によると、台湾銀行・上海支店、玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)・東莞支店の新設、および国泰世華銀・上海支店と彰化銀行・昆山支店の人民元取り扱い業務開始も、来週明け(7月2日)以降に相次いで認可する方針だ。このほか、続いて合作金庫銀行、第一銀行、台湾土地銀行の中国支店による同業務開始も認可される見通しだ。29日付工商時報が伝えた。
国泰世華銀は中国第2支店は山東省青島市に開設する考えだ。中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が台湾の銀行の支店が特定エリアに集中することを望んでいないことも同地を選んだ理由の一つと説明している。
台湾の銀行に対する相次ぐ中国支店開設や人民元業務への認可は、中国・交通銀行の台北支店が7月16日に開業する見通しとなっていることを受けた互恵原則に基づくものとみられる。なお28日、交通銀行の牛錫明行長が訪台、30日に金管会を訪問する予定だ。
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