ニュース 金融 作成日:2012年6月29日_記事番号:T00037966
中国信託金融控股(中信金)は28日、名目資本金を1,500億台湾元から1,800億元(約4,800億円)へと300億元拡充することを株主総会で決議した。名目資本金の規模は、台湾の金融持ち株会社として中華開発金融控股(2,000億元)に次いで2位となる。金融業界関係者は、中国での買収や中国の銀行との相互出資を目的とした増資への準備との見方を示した。29日付工商時報が報じた。
これに対し中信金は、今年4月の100億元の現金増資により株式資本が1,216億元に拡大し、下半期は無償割当の実施によって名目資本金との差額が300億元に満たなくなるため、株主総会で名目資本金の1,800億元への拡充を決めたと説明した。
台湾の金融持ち株会社は今年、中華開発金融控股と兆豊金融控股も、増資、買収、中国金融機関への出資、財務体質強化を目的に名目資本金を拡充した。現在、資本金1,000億元以上の金融持ち株会社は、国泰金融公庫、元大金融控股も含めて5社に上る。
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