ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

大陸建設、台中7期の土地26億元で取得


ニュース 建設 作成日:2012年6月29日_記事番号:T00037970

大陸建設、台中7期の土地26億元で取得

 持ち株会社、欣陸投資控股傘下の大陸建設は27日、力麒建設から台中市の再開発地域「第7期市地重画区」の土地814坪と同社が取得済みの容積を26億6,200万台湾元(約70億円)で購入したと発表した。大陸建設が台中市で不動産を取得したのは初めてで、張良吉董事長は高級住宅を建設すると話している。29日付経済日報が伝えた。

 張董事長によると、大台北地区(台北市、新北市、基隆市)では現在適当な土地を見つけるのが難しいため、新竹県市や台中市で条件の良い土地を探していた。台中市場は買い手に購買力があり、高品質商品を好むことから潜在力が高いと評価している。

 一方、高雄市への進出については、物件に価格の変動が大きい上に、産業が発展途上にあるとの認識から投資には消極的だ。

 なお、大陸建設が取得した土地は力麒建設が4年前に落札したもので、売却益は約3億元。力麒建設は自社の資源を北部に集約している最中で、資源の効率的な配分を目的に売却を決めた。