ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年6月29日_記事番号:T00037974
自動車大手、裕隆集団はこのほど、自社ブランド「LUXGEN(納智捷)」が第3四半期に発売する新型車に、製品の原材料調達から廃棄処理までに排出される二酸化炭素(CO2)の量を表示する「カーボンフットプリント(CFP)」認証を取得した中国鋼鉄(CSC)の鋼材を採用することを決めた。29日付経済日報が報じた。
鄒若斉CSC董事長によると、同社が近年、CFP審査を進めている高級鋼材20項目のうち4項目がLUXGENでテストを受けており、満足のいく結果が出ているという。またCSC主管は、「LUXGENの既存数車種で、1台当たり20%に相当する250キログラムに当社の鋼材が使用されているが、第3四半期以降に発売される新車では500〜600キロ、最大で全体の80%に拡大する」と語った。
また年間16万〜20万台のトヨタ車を生産する国瑞汽車でも、ボディーの60%にCSCの鋼材が使用されているという。
なおCSCは今後、400億台湾元(約1,060億円)余りを投じて年産能力150万トンの第3冷延ラインを新設する計画で、そのうち40万トンを自動車用高級めっき材料に当てる予定だ。
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