レンタカー世界最大手、米エイビス（ＡＶＩＳ）は28日、エイビス台湾が、桃園空港周辺、新竹市に３店舗をオープンし、台湾市場に本格参入したと発表した。彭士邦・エイビス台湾董事長は、５年以内に台湾で上位３社のレンタカー会社に成長したいと語った。29日付経済日報などが報じた。
エイビス台湾の彭士邦董事長（右）。中台間および世界規模でのサービス提供が可能と自信をのぞかせた（28日＝中央社）
エイビス台湾は駐車場チェーンの中興嘟嘟房と提携し、同社が展開する200カ所の駐車場からエイビスに適した拠点を選出し、早期のネットワーク確立を目指す。１年以内に10店舗まで拡大し、提供可能なレンタカーを200台に拡大したい考えだ。また、台湾賓士（台湾ベンツ）とも提携し、ベンツ車の運転手付きレンタカーサービスで他社と差別化を図る。
