ニュース 家電 作成日:2012年6月29日_記事番号:T00037977
台湾キヤノンは28日、嘉義県・大埔美精密機械園区で新工場の落成式を行った。吉田謙二同社董事長は、新工場では既に6月初めからデジタル一眼レフカメラ(DSLR)の生産を開始しており、9月にはフル稼働生産を予定していると説明した。また、拡張工事を行っている台中工場(台中市潭子区)の新規生産ラインは8月の稼働予定で、両工場の生産開始で生産能力は30%増が見込まれ、台湾は同社にとって海外最大の生産拠点となる。29日付経済日報などが報じた。
同工場では、主にDSLRの入門機種「EOS-600D」、「EOS-1100D」を生産する。なお、台湾キヤノンの今年の売上目標は前年比30%増で、過去最高の450億台湾元(約1,200億円)。円高などでコスト圧力が高まっていることもあり、将来的にミドルエンド機種の生産を日本から台湾へ移転する可能性もある。
また、証券会社は、サプライチェーンで光学レンズを扱う今国光学工業(キンコ・オプティカル)や佳凌科技(カリン・テクノロジー)が恩恵を受け、第3四半期売上高が3割増で過去最高になると予測している。
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