ニュース 電子 作成日:2012年6月29日_記事番号:T00037978
29日付蘋果日報によると、アップルがタブレット型パソコン「iPad」の改良版をこの夏にも発売するとの観測が出ており、液晶パネルの主要供給元はサムスン電子からシャープに変更され、IGZO(酸化物半導体)パネルが採用されるもようだ。
観測によると従来iPad向けパネルの6〜7割をサムスンが供給し、残りをシャープとLGディスプレイ(LGD)が分け合ってきた。新型iPadでは、アップル製品を受託生産する鴻海科技集団(フォックスコン)による出資が決まったシャープが5割を供給するとされる。
シャープは28日、パネル子会社、シャープディスプレイプロダクト(SDP)の株式12%を郭台銘・鴻海董事長が運営する投資会社に170億4,000万円で譲渡したと発表した。譲渡先が当初発表の郭董事長個人から投資会社に変更となったが、シャープは「業務提携の具体的な計画に影響はない」と説明した。
なお、米経済誌フォーブスは28日、インドネシア政府が鴻海集団に誘致を働きかけていると報じた。同国政府関係者は、工場の場所について協議しており、実現すれば100万件の就業機会が創出されるとしている。鴻海の邢治平・広報担当は、「計画はある」と認めたものの「まだ未定で、タイムテーブルもない」と強調した。
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