ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

広達とMIT、「バーチャルコンピュータ」を開発


ニュース 電子 作成日:2007年11月16日_記事番号:T00003798

広達とMIT、「バーチャルコンピュータ」を開発

 
 広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の林百里董事長は15日、マサチューセッツ工科大学(MIT)と共同で「バーチャルコンピュータ」を開発中であることを明らかにした。「バーチャルコンピュータ」とは、ユーザーがコンピュータを所有していなくても、キーボードとディスプレイを用意するだけで、インターネット上でコンピュータと同じ作業を行うことができるというもの。林董事長は「将来コンピュータはハードウェアではなく、一つのサービスを意味するようになるかもしれない」と語り、ハイテク産業は将来、ソフトウエアおよび特許権において商機と利益を見出すことになるとの見方を示した。

 林董事長はまた、広達がMITと共同で開発した100ドルパソコン(OLPC)について「決して簡易パソコンではなく、新たな概念の創造だ」と語り、華碩電脳(ASUS)の「EeePC」との比較については「全く異なる製品だ」とその違いを強調した。

 広達のOLPCは、特別なバッテリー、無線LAN、デュアルスクリーン機能を備えており、既に出荷が始まっているが、証券会社は今年から来年にかけての出荷量は不明としている。16日付経済日報が報じた。