ニュース 電子 作成日:2012年6月29日_記事番号:T00037981
携帯電話用半導体大手のクアルコムが、ファウンドリー大手の聯華電子(UMC)に28ナノメートル製品プロセスのプロセッサー「Snapdragon S4」などの発注を決め、UMCは今年第4四半期にも同製品の量産に入る。月産量はウエハー投入枚数にして3,000~5,000枚。これは同期の台湾積体電路製造(TSMC)への生産委託量の20~30%に相当する。29日付工商時報が報じた。
クアルコムはこれまで製品の90%をTSMCに発注していたが、28ナノ製品は依然需要に対応できていないため、UMCおよびサムスン電子への発注を決めた。UMCとは特に提携関係を強化しており、業界関係者はUMCはクアルコムの第2位の発注先となる可能性を指摘した。
クアルコムがUMCに発注した「Snapdragon S4」と第3世代(3G)/第4世代(4G)ベースバンドチップは、このほどテープアウトおよび製造プロセスの認証が完了した。
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