ニュース 社会 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00037987
林益世・行政院前秘書長(43)が中国鋼鉄(CSC)の取引先企業の原料調達に便宜を図る見返りに賄賂を受け取ったとして辞任した問題で、検察は事情聴取の結果、容疑が固まったとして、2日未明に台北地方法院に林前秘書長の勾留を請求した。自由時報電子版などが伝えた。
陳冲行政院長(左)は2日午前、緊急記者会見を開き、林前秘書長の不祥事を謝罪した(2日=中央社)
担当弁護士によると、林前秘書長は容疑を一部認め、「間違ったことをした。やり直す機会を与えてほしい」などと話しているという。
これに先立ち、高雄地検は1日、贈賄側の供述に従い、林前秘書長の自宅や地元事務所を家宅捜索するとともに、林前秘書長夫妻に出頭を求め、事情聴取を行っていた。
林益世前秘書長に対する勾留申請を受け、馬英九総統は2日午前、遺憾の意を表明するとともに、「清廉さは公務員にとって最も大切な価値観であり、グレーゾーンや逃げ道があってはならない。罪を犯したならば、法の裁きを受けるべきだ」と述べた。
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