ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00037991
地上波テレビ5局は30日、デジタル化の加速に向け、関連設備に合計100億台湾元(約270億円)以上を投じる考えを示した。1日付工商時報が報じた。
中国電視(中視、CTV)は撮影スタジオ、送信機、デジタルデータの通信設備などへの投資額が既に10億元を超えているほか、公共電視(公視、PTS)も標準型3チャンネル、高画質1チャンネルのデジタル化に30億元を投じており、さらに今年も投資を継続する考えだ。
また台湾電視(台視、TTV)も、デジタル化設備への投資はこれまでに10億元を超えていると強調。今後は毎週金〜日曜日に少なくとも数時間、高画質番組を放送する考えで、今年は設備購入、番組制作費に各10億元を当てる計画だ。同社によると、1〜2時間の高画質番組制作には200万元の費用が必要だという。
またケーブルテレビ(CATV)局の同業者団体、台湾有線寬頻産業協会(CBIT)の簡仁徳会長は同日、「今後3年前後でデジタル化を完了する予定だ」と強調。その上で「関連して生じる調達商機は1,200億元に上り、うちセットトップボックス(STB)が最大規模となる」と強調した。
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