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ライブハウス盛況、多店舗展開が進む【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00037992

ライブハウス盛況、多店舗展開が進む【図】

 コンサートやライブハウスでの演奏などライブ音楽の人気が高まっており、特に現在台湾全土に約30店あるライブハウスは、ショッピングセンターや不動産業者の投資を呼び込んで、多店舗展開を進めている。2日付工商時報が報じた。

 2,000〜3,000人を収容できる業界最大規模のATT Show Box(台北市信義区)は、宏泰建設、ATTグループの出資を受けている。1,000人規模のLegacy Taipei(同中正区)は国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)や裕隆企業集団のベンチャーキャピタルの出資を受け、台中や香港への進出を計画している。既に3店を展開するTHE WALL MUSIC(同文山区)は、早ければ年末に有名ショッピングセンターとの合弁で、信義区に進出する考えだ。業界関係者は、台湾全体でライブハウスは50〜100店が展開可能とみている。

 台湾でのライブ音楽人気を受けて、米国のアミューズメントスポット管理会社、Live Nationや、日本のコンサート会場グループ、ZEPPも台湾への進出を検討しているもようだ。

 なお、台北アリーナ(台北小巨蛋)やイブハウスなどで2011年に開催されたコンサートは400公演以上に上り、生産額は過去最高の約20億台湾元(約53億円)に迫った。