ニュース 医薬 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00037997
製薬大手、中国化学製薬(CCPC)の中国子会社、蘇州中化薬品工業(SCCPC、江蘇省)が非抗生物質の需要や日本向け輸出の増加を好感し、5億人民元(約63億円)を投じて江蘇省蘇州市滸関鎮に新工場を設け、生産能力を3倍に引き上げる計画だ。2014年末の量産開始を見込む。30日付工商時報が伝えた。
中国政府は年初から、病院における抗生物質の購入を2級施設で150種類から35種類に、3級施設では50種類に削減したため、全体の調達量が従来の7割に減った。そのため蘇州中化の売上高も約1割減る恐れがあり、同社は積極的にその他の製品分野の開拓を続けており、これが非抗生物質の生産能力拡充を決めた背景となったようだ。
蘇州中化の10年売上高は2億2,500万人民元、純利益1,900万人民元、11年は売上高2億4,000万人民元、純利益1,700万人民元と安定しており、CCPCの利益への貢献度は毎年2~3割を占める。なお同社は今年、前年比2割の増収を目指している。
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