ニュース その他製造 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00037998
台湾経済研究院(台経院)が29日発表した5月の製造業景気指数は前月比0.84ポイント下落の9.06ポイントで、世界金融危機の影響を受けた2008年10月以降で最低となった。景気信号は3カ月連続で景気後退を示す「青」が点灯した。30日付聯合報などが報じた。
製造業景気指数の下落について台経院は、ユーロ圏の経済危機や中国の経済成長の鈍化、台湾の内需不振が主因と分析した。
産業別では「パソコン、電子製品、光学製品」と「電子部品」が新旧製品の入れ替え時期、および欧州債務問題の影響で、景気後退を示す「青」のままだった。「機械設備」は欧米や中国の景気低迷で受注量が減少し、前月の景気後退傾向を示す「黄青」から「青」に転落した。
孫明徳・台経院景気予測中心主任は今後の見通しについて、第1四半期に底打ちしたと以前は予測していたが、4、5月に続き6月も良くなく、先が見えないと指摘。第2四半期も谷底ではなかったとの見方を示した。
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