ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00038000
韓国の製鉄最大手、ポスコのチョン・ジュンヤン(鄭俊陽)会長がこのほど、台湾の同業最大手、中国鋼鉄(CSC)を訪問した。CSCは4月末、ポスコからオーストラリアKJTC社の株式12.5%の譲渡を受け、間接的に同国ロイヒル鉱山開発会社、ロイヒルホールディングスの株式2.5%を獲得しており、チョン会長は今回の訪問で今後も関係を強化したいとの姿勢を示したものとみられる。30日付工商時報が報じた。
CSCは5年以内に鉄鉱石自給率を30%に高めることを目標としており、ポスコの協力によりロイヒル鉱山の権益を取得できたことで従来の2%から7.5%に上昇した。こうした背景もあり、チョン会長の訪問にCSCは、鄒若斉董事長、宋志育総経理、李慶超・執行副総経理など幹部が勢ぞろいして歓迎した。
今後両社は鉱山開発のみならず、技術交流、製品開発などにおける協力も行っていくとみられる。
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