ニュース 石油・化学 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00038001
台湾中油(CPC)の林金柱・石化事業部副執行長はこのほど、同社第4ナフサ分解プラント(高雄市林園区、四軽、年産能力38万5,000トン)の脱エタン塔施設で深刻なトラブルが発生し、2日から半月前後、生産を停止して、点検・補修作業を行うと表明した。CPCで稼働しているのは第5ナフサプラント(高雄市楠梓区、五軽、同50万トン)だけとなり、同社から供給を受ける川下メーカー約20社は減産を迫られる可能性が出ている。30日付経済日報が伝えた。
CPCは先月上旬に第3ナフサプラント(高雄市楠梓区、三軽、同23万トン)を閉鎖したばかり。第4ナフサの稼働停止により、同社ナフサプラント全体の稼働率は33%に下がる。
なお先月に発生した台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮郷)での停電による生産停止も重なり、台湾全土のエチレンプラント稼働率は10%を切るという、かつてない状況が出現する。
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