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アナログ放送終了、台湾も地デジ時代に


ニュース 電子 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00038003

アナログ放送終了、台湾も地デジ時代に

 陳冲行政院長、国家通信伝播委員会(NCC)の蘇蘅主任委員らは6月30日、地上波アナログテレビ放送を終了するセレモニーを行い、台湾も日本などと同様、地上波デジタル放送に完全移行した。1日付経済日報などが伝えた。

 地上波アナログテレビ放送は、台湾全土で4段階に分け、順次放送を終了してきた。既に今年5月7日に中部で、同月28日に東部と離島で、6月11日に南部でそれぞれ放送を終了している。北部でも既に中継局の大半がアナログ放送を終了しており、セレモニーでは竹子山(親局)、南港山、丹鳳山の各中継局が放送を終了し、デジタル放送への移行が完了した。

 台湾は日本とは異なり、ケーブルテレビ(CATV)経由でのテレビ視聴が主流で、地デジ移行に伴う混乱は小さい見通しだ。

 NCCの蘇主任委員は「地デジ移行後は、デジタルコンテンツの自社製作能力の強化が課題だ」と指摘した。