ニュース 電子 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00038007
2日付電子時報がサプライヤーの話などを基に報じたところによると、デルはこのほど、2013年向けノートパソコンの生産委託に関する見積依頼書(RFQ)を受託メーカーに提示し、全体の70%を仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が受託することになったもようだ。業界では来年デルのノートPC出荷台数を2,700万台と予測しており、これに基づくとコンパルの来年度受注台数は前年比26%増の1,890万台に上り、特にデルが得意とするビジネス向けはコンパルの独占受注状態になるという。これについてコンパルを含む受託メーカーはいずれもコメントを控えている。
デルのノートPCは現在、コンシューマー向けが6割、ビジネス向けが4割で、今年の委託比率は、▽コンパル、60%▽緯創資通(ウィストロン)、26%▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、13~14%──とされる。
なお、デルは来年、ウィストロンへの委託も主にコンシューマー製品を中心に約30%にまで引き上げるもようで、クアンタがデルからの受注を失うとみられている。
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