ニュース 電子 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00038008
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は29日、米IBMから20ナノメートルCMOS製造プロセスのデザインキットおよびFinFET技術を授権することで合意したと発表。これによりUMCは、次世代CMOSプロセスのいち早い顧客からの採用を目指し、研究開発(R&D)を加速させたい考えだ。ただ、今回の技術提携を機にUMCがIBM主導の半導体協業連盟「コモンプラットフォーム」に加わることはないと強調した。30日付工商時報が報じた。
UMCは自社開発した20ナノ平面型(プレーナ型)プロセスにIBMの技術を組み合わせる方針で、将来、モバイルコンピューターや通信機器への導入を目指す。なお同技術に関する研究開発は南部科学工業園区(南科)のR&Dセンターで行われる。
業界関係者は20ナノプロセスにおけるUMCとIBMの協力について、これまでIBMおよびコモンプラットフォームに生産を委託していた顧客が最短時間でUMCに委託することができるようになり、さらにUMCは20ナノプロセスとFinFETに関する開発時間を短縮できると指摘した。
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