ニュース 電子 作成日:2012年7月2日_記事番号:T00038009
2日付工商時報によると、ソニーは今年必要とする液晶パネル1,680万枚のうち、サムスン電子から1,000万枚を調達し、残りは奇美電子(チーメイ・イノルックス)、友達光電(AUO)など台湾パネルメーカーから調達する。
観測によると、奇美電のソニー向け供給は直接が250万~300万枚、テレビを受託生産する鴻海精密工業(フォックスコン)経由が120万~150万枚で、合計約450万枚。AUOは冠捷科技(TPVテクノロジー)、緯創資通(ウィストロン)経由で110万枚以上供給するとみられる。
背景には、ソニーがサムスンとの液晶パネル合弁解消で、パネル調達先を拡大すると同時に、受託メーカーに徐々にパネル調達権限を移譲していることがある。従来はテレビパネルの7~8割をサムスンおよび合弁会社のS-LCDから調達していたが、今年は同6割に引き下げ、パネル調達の4分の1をテレビ受託メーカーに任せるとみられている。
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